Japan IT Week秋を見に行ってきた
先週の10日金曜日。奇跡的にプロジェクトの合間で時間が取れたので、Japan IT Week秋の見学に行ってきました。感じたことなどをメモ。
幕張メッセは遠かった
6月末にAI・人工知能EXPOのときはビッグサイトでいくらか近かったのですけれど、幕張はやはり遠いですねー。京葉線の乗り継ぎがうまく行かなくて、あげくに急行に乗れず南船橋で乗り換える羽目に。ぐぬぬ。
行きの電車で情報収集してみたものの、twitterの#ITWeek的なタイムラインにはキャンペーンガール的なお姉さまの書き込みばかりで、思わずモーターショーみたいなものを想像したり……いや全然そんな事はありませんでしたけれど。
着いた! まずはAI・業務自動化展から
相変わらず広い! 無駄に広い! いや無駄じゃないです。
目当てはAI・業務自動化展。個人的には、機械ができる仕事はどんどん機械に振ってもらって、人が人じゃなきゃ出来ない仕事に就くために(つまり創造的な仕事)、企業がどんなアプローチをしているのかが今回のテーマです。
前のEXPOのときはチャットボット一色で、さぞコールセンターの皆様がお困りだったんだろうなぁ……というのは良く分かったのですが、それ以外のアプローチがあまりなくて正直あまり期待していなかったのですけれど、今回はWebアプリを使った分析系ツールが増えていましたね。
印象リストアップ
- 規模の小さい会社、それこそスタートアップの方が面白いものを作っているなーという印象。
- 自然言語処理がやはり盛況。AIが表記の揺らぎを直しますとか、チャットボットとか。
- 工場の不良品管理や、物流データの自動化、AI導入コンサルなんかもあってそこそこバラエティ豊か
- シャープはマンションのカギ開閉をIoTでやってた。でも正直あんまり面白くなかった。
- 自社でフレームワークまで作ってる意欲的なところもあった。韓国の会社だけど、日本からこういう会社がもっと増えないとという危機感。
- やはりGUIが生命線。案内パンフのデザインも重要。(高度なことをやっている会社でも、デザインがダサかったりするとお客さんの集まりが悪い)
→ビジュアルはお金をかけるべきじゃ?
これは好き嫌いの問題なのですけれど……スタートアップ企業のプレゼンは比較的尖ったものが多くて面白かったです。反対にいわゆる大手有名企業のプレゼンが薄味すぎて無難だったり二番煎じだったりでつまらなかったです。大手こそもっと挑戦的なことに取り組んで、周囲をあっと言わせるべきだと思うんだけどなー。
おまけ。面白かった場面
書籍の販売ブースもあったり。Juliaの本が気になりました。
会場内にクレープ販売車とかすごいなおい。
無理やりまとめ
とはいえ、今回もヒントになるものがちらほらありました。その中で、今の私に必要なのは数学、統計、実装力だというのも改めて実感させられたので、来年はそのあたりに注力していきたいと思います!