周回遅れでIT業界デビューしたプロジェクトマネージャーのブログ

就職氷河期にモロにぶち当たり、人生で混迷を極めた末にIT業界に安寧を見出そうとしているアラフォーの活動日記です。

時間割をつくろう。勉強の習慣作りのお話

こんにちは。だいぶ過ごしやすい気候になりましたね!
昼間は汗ばむくらいの陽気でありながら、ときどき風が吹いたりすると爽やかな気分になれます。一年中こんな感じだったらいいのに。

最近どうなの?

4月から放送大学の授業が始まり、ちょこちょこ勉強を進めています。今年は数学と統計学で一年が終わりそう……機械学習にしてもデータサイエンスにしても、今のうちに下地を作っておくのに越したことはないので、進められるだけ進めておきたいと思います。

一方、kaggleはお休みしています。時間が割けないことが一番の理由なのですが、統計について理解してからの方が効率がいいような気がしています。去年やってみたTitanic問題で役に立った「対数を取る」方法も統計の初歩の部分なので、そういった事すら知らずにコンペに出るよりは他にやるべき事があるんじゃないか、という考えです。*1

時間割をつくろう

さて、今日のお題です。

勉強するのに時間割をつくる、なんて学校みたいですけれどこれが意外と効き目がありまして。「いま何時間目だからこれをやろう」と意識づけが強くなるので役に立っています。

私のケースでいくと……こんな感じです。

曜日
1時間目(早朝1) 統計学の授業 CSの授業 微分積分の授業 微分積分の予習 微分積分の予習
2時間目(早朝2) 統計学の復習 CSの復習 微分積分の復習 微分積分の予習 微分積分の予習
3時間目(昼休み) 微分積分の参考書 微分積分の参考書 微分積分の参考書 微分積分の参考書 微分積分の参考書

(CS=コンピュータサイエンス

  • 授業は1コマ45分なのでまず授業の映像を視聴。(=1時間目)
  • 余った時間で授業のおさらい。(=2時間目)
  • お弁当をさっと食べて、テキスト広げてもくもくと。(=3時間目)
  • 土日は自由課題の時間として、その時その時で興味があることをやります。*2
  • 夜はさっさと寝ます。睡眠時間大事。

勉強を長続きさせるコツ

ちょっと前にこんなツイートをしました。

私も色々試行錯誤しながら今の方法になっていますので、皆様も勉強を続けているうちに皆様なりの方法が出来上がっていくと思います。

特に大事なのは実は6番目の「自分を適度に甘やかす」だと思っています。職場、家庭、その他もろもろ、ストレスはどこから降ってくるか分からないので、バッファがないと自分が壊れてしまいます。息抜きは大事です。

あとは、IT系のイベントに行くと色々な人に遭遇するので、とても刺激になります。知らないことがいきなり出てきたりすると、けっこう衝撃を受けますよね。*3

おまけ:数学ガールを全巻揃えました

そんなわけで、私の当面の課題は数学なので何か理解の助けになるものはないかと探していたら……「数学ガール」に出会いました。

まず第1巻を読んで、微分積分のε-N論法でつまづいていたので……twitterで聞いてみました。

結城先生レスポンス早っ!!*4

で、早速第3巻を取り寄せて、これはいい!と思えたので全巻揃えることにしました。*5

どかーん。

  • 数学ガールの秘密ノート」シリーズは中学生から高校生向け
  • 数学ガール」シリーズは高校生から大学生向け

だと思いますので、興味がある部分から読んでみると良いと思います。
問題ひとつひとつをやさしい語り口で解きほぐしつつお話が進むので、とても読みやすく、また解説書としても大変優れていると思います。

公式ページはこちら → 『数学ガール』シリーズ



ご参考。高校数学レベルの勉強については下のエントリにまとめておいたので、よろしければこちらもどうぞ。
sionff.hatenablog.jp

おわりに

そんなわけで、私も計画を立てつつ地道に勉強を進めています。
急がば回れ。皆様の目標達成の何かのお役に立てば幸いです。

*1:とりあえずやればいいじゃない、という考え方もあるとは思うのですが、今の私の力ではkaggleに関する小手先の技術の習得で終わりそうなのが気がかりです。それよりも20年以上使える普遍的な知識の習得に力を入れた方が後々良いような気がしています。

*2:わりと息抜きです。元々土日は子供と出かけたりするのでそんなに時間が取れなかったりします。

*3:社内に籠ると社内のレベルしか見えなくなるので、外の刺激はある程度必要かもしれません。イベント、勉強会、何でもよいと思います。視野が広くなると思います。

*4:本当にお返事いただけると思っていなかったのでびっくり。その節はありがとうございました。

*5:借りても良かったのですが、いずれ子供が読んでくれたらいいなぁと思ったのもあって家に揃えることにしました。